筆者は営業さんではないのでエンジニアとして営業の横にいた者としての感想を書きます。

IT業界の営業というのは、一口で営業でくくれない複数種の職業を指します。例えば、売る製品別の営業、顧客別の営業などと分れます。また、営業手法も別れる様なので傍目には凄く判り辛いです。

会社にもよりますが、大きい会社だとハイタッチ営業、パートナー営業（これは顧客種類別）、直販営業（顧客別）、製品営業（製品別）などと分れています。これにルート営業や新規開拓などといった手法が加わってくるのでアウアウです。

営業さんは、そのカバー範囲も広く その手法（技法？）も様々で うっかりするとエンジニアより難しいのではないかと感じています。なので「技術は判らないので営業をやります」って方はちゃんと考えた方が良いです。まず、自分が売る商品が、”物”であろうが”事”であろうが”ある程度”以上理解していないと駄目です。当然ですが自社のルールを守る事が求められますので そちらの知識も必要です。契約や経理の知識も要求されるでしょう。顧客との人間関係や社内での人間関係云々。えーっと、私には無理です。
人間力が試される職業とでも言いますか、とても奥深い職種ですよね。